第1話

本当に大丈夫…?

登場人物

わかば
女性 20歳

積極的に前にも出るタイプの頑張り屋さん。大変な状況でも、自分の力で乗り越えようとする強い気持ちを持っている。

いずみ
女性 20歳

わかばにとって、学校で一番仲良しの友達。おっとりしているが、なんでもコツコツ取り組む縁の下の力持ちタイプ。

あおば
男性 20歳

学校で同じクラスの友達で、明るい突っ込み役。優しくて、みんなを和ませる存在。

伊達(だて)
男性 25歳

わかばのバイト先の頼れる先輩。見守りながらもサポートしてくれる温かい存在。

ストーリー

いずみさんと、わかばさんと、あおばさんは、同じ大学の2年生。1年生のときよりも、授業の難易度も上がり、単位をとるのも大変になります。
そんな中、わかばさんはやっとバイトが決まり、初めてのバイトにはりきっています。授業とバイトの両立に励むわかばさんですが、3ヶ月後、わかばさんの様子に違和感が…

質問

Q

普段はわかばさんからすぐに返信が
くるのに、ここ数日は返信が来ません。
いつもと違う様子を感じた時、
どのように対応するのがよいでしょうか?

A

AとBどちらが適切でしょうか?

適切だと思う方をクリックしてみましょう。

どちらか選んだら解説が出てきます。
解説を読んで、
適切な対応を学びましょう。

[ 解説 ]

悩んでいる人の変化に
気づいた時には、
積極的に
声をかけることが大切です。

このクイズのポイントは、悩みがあるというサインに気づいて、声をかける大切さです。悩みを抱えた人は、元気がなくなったり、口数が少なくなったりと変化のサインが出ていることが多いです。さらに、悩みが大きくなり一人で抱えきれなくなってくると、急に周囲との関係を断つようになるなど、以前とは大きく様子が変わってくることがあります。皆さんの中にはそっとしておくことが、本人のためであると考えたり、優しさや思いやりからあえて声をかけないという人もいるかもしれません。しかし、悩んでいる本人も、「自分で何とかしないといけない」「自分からは話せない」等と思っている場合もあります。また、一度声をかけて「大丈夫」と返答があっても、心配になる変化が続くようであれば再度積極的に声をかけることが大切です。 相手を心配して気遣う声かけで、「誰かに相談してもいいんだ」と思うきっかけになることがあります。

ポイント1

身近な人が気づきやすい
悩みのサイン

  • ・遅刻・欠席が多くなる
  • ・忘れっぽくなる
  • ・付き合いが悪くなる、連絡の反応が遅くなる、もしくは無くなる
  • ・身なりに気をつかえなくなる
    (髪型、メイク、服装)
  • ・表情が良くない
    (笑顔が少ない、ぼんやり、暗い)
  • ・口数が少なく、元気がない
ポイント2

具体的な声掛けの例

  • 〇変化に気づいたときは、まず「挨拶+気づきの言葉」を意識しよう。
    「おはよう!」+「最近どう?大丈夫?」「何かあった?元気ないね」「最近調子どう?」等、気にしていることを言葉で伝えましょう。
  • 〇悩んでいる人が特に打ち明けてこないまま、心配な変化が続く時には、  「話を聞かせてほしい」「心配している」と、勇気を出して伝えましょう。

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